今回はちょっと趣向を変えて、火事のスス汚れ、ススの臭い除去作業工程ではなく、この仕事にまつわる余談をお話ししようと思います。
まず、作業には必ず「ゴム手袋」を使用しますが、この手袋、最初はこのように真っ白ですが、
お見積りのために被災したご依頼品をチェックする作業が終わってみると・・・
こんなにも真っ黒になります。 すごい量のススが衣類に付着しているのが分かりますね。 ちなみに作業中はススの臭いもひどいので、鼻にちり紙を詰めたりします(笑)。 以前、それをやらないで作業したところ、作業後に鼻の穴の中もスス汚れでえらいことになったからです。
特に衣類に付着しているスス汚れは、非常に粒子が細かく、見た目なんともなくても真っ白いゴム手袋で触れると「真っ黒」になることは珍しくありません。 ですから、そういった衣類を着用できるまでにクリーニングするには、相当な技術とノウハウが要るのです。
さて、ご依頼を受けた火事で被災した衣類が「びしょ濡れだった上、ものすごい数」だった場合、どんなことになるでしょう? 実際そういうこともありました。 詳しくはこちらをご覧ください。
そして、その衣類を干していたところ、びっくりするようなことがあったのです。 それについて詳しくはこちら。
びっくりしたこと。それは濡れていたので干していた被災品を「格安で販売していると勘違いした人が代わる代わる値段を聞いて来たことです。 詳しくはこちら。
中にはとてもお心遣いを感じるお手紙まで同封下さるご依頼主もいらっしゃいます。 こちらはその一例です。
こちらはメールで被災品の状況についてご連絡下さった方の例です。 寒い時期だったこともあり、お困るの様子がよく分かります。 こちらも是非ご覧ください。
また別の火災に遭った衣類の煤と臭い除去のご依頼主のケースをご紹介しましょう。 最初はこちらのような経緯でご依頼が始まったのです。
ご依頼主の中にはある意味、「大変上目線」で頼んでいらっしゃる方もいます。 それでも詳しくお話をお聞きすると大変お困りのご事情が伺えて、「何とかして差し上げたい」という気持ちになります。 こちらがまさにそのようなケースでした。
そのご依頼主は大量の宅急便のご依頼品が届いた後、電話を掛けていらっしゃいましたが、その口調は大変上目線でした。 詳しくはこちら。
このご依頼主が送って来られた衣類は相当な数でした。 こちらをご覧ください。
その日の夜、その上目線のご依頼主からメールが届きました。 意外な内容だったので、こちらもご紹介しましょう。
こうして作業に取り掛かり無事終わりました。 当初、夫婦でトーア復元研究所まで出来上がりを見に来る、とおっしゃっていたご依頼主は結局多忙でご来店出来ず、最後までお会いすることはありませんでした。 詳しくはこちら。
こちらの記事は当時テレビでも大ニュースになった 「フェリーさんふらわあ」が 苫小牧港南方沖で火災を起こした際に、 ヤマト運輸さんの荷物が被災し、トーア復元研究所へ煤の臭い除去を依頼された件についてご紹介したものです。詳しくはこちらをご覧ください。
そしてその後、ヤマト運輸さんの担当の人と打ち合わせとなりました。 そこで詳しいご事情を知ることとなったのです。 詳しくはこちら。
火災に遭われたご依頼主にその原因について言及なさる方は希です。 またお顔すら拝見せずに終わるケースも多いのですが、この時は珍しくご依頼主ご本人にお会いしたときのお話しです。 詳しくはこちら。
そして、直接お会いしたご依頼主が語った「火災の原因」はびっくり!?な内容でした。 詳しくはこちら。
さらに原因となLED練炭がどうしてご依頼主の元に置かれることになったか、を聞くとさらに驚きでした。 詳しくはこちら。
次にちょっと話の趣向を変えて「送付して頂く時の入れ物」についてお話しします。 これまでのご依頼主が実際にお使いになったものをご覧に入れましょう。 詳しくはこちら。
煤の臭いや煤汚れ除去に当たっては、様々な方法がとられますが、衣類の素材によってもその方法は左右されます。 では獣毛と呼ばれるモヘヤ、アンゴラ、カシミヤなどはどのような方法で行うのでしょうか? こちらで写真付きでご説明しております。
ご依頼品をお受けしたときには、何点あってもそれぞれについて、出来上がり予想を表にして事前にお送りしております。 その見本をこちらでご紹介いたします。
煤の汚れとは、一体どれくらいの汚れが衣類にくっついているでしょうか? それを実際に写真でお見せしているのがこちらの記事です。 ご覧になったらきっと驚くと思います。
これまで何度もテレビに出演してきましたが、初めてのテレビ出演でのロケがこちらの様子です。 この時はカンニング竹山さんとのロケでした。
そのロケの内容について、番組でオンエアされなかった部分をちょっとご紹介しましょう。 詳しくはこちら。
川口駅に到着してからロケが始まった際のエピソード。 詳しくはこちら。
今回のロケは、依頼主のセーターを見ている前で毛玉を全て取って見せる、というものでしたが、本番で初めて見たセーターはとても毛玉が取れそうなものではなかったのです。 詳しくはこちら。
それでもどうしてもこのロケ本番で毛玉取りを成功させねばなりません。 アドリブで考え付いたその方法はこちら。
こうして何とか無事にロケ本番を乗り越えたところがこちら。 正直ホッとしました。
今度は日本テレビの「得する人損する人」に出演したときのロケの様子です。 詳しくはこちら。
あろうことか、ロケ日は朝からの大雪でした。 でもロケは敢行です。 その様子はこちら。
そしてロケが始まると、トレンディエンジェルの斎藤さんはギャグの連発。 ではオンエアされなかった内容を中心にこちらでその様子をお話ししましょう。
ロケの撮影は細切れに行いますので、その間、出演者は待たされます。 こういう時は共演しているタレントさんとお近づきになるチャンス! 用意しておいた世間話を振ってみると・・・詳しくはこちら。
斎藤さんと「剥離したプリント衣類のお直し」について話していると、「前職はIT系」だと教えてくださいました。意外な経歴にびっくりした私でした。 その会話内容がこちら。
そして話題は「火災に遭った衣類の煤汚れ、臭い取り」に移りましたが、これについて斎藤さんはかなり興味を持って下さったようです。 詳しくはこちら。
火事に遭った衣類の中には「お金には替えられないほど大事」なものもあります。 例えばこちらは「サイン入りのTシャツ」。 「絶対サインが取れないように作業してと言われたのです。
さて、煤汚れを取るための薬品は何を使っているのでしょう? それについて解説したのがこちら。
火事の煤汚れ除去で使う必須アイテム「ゴム手袋」。 これについて解説しました。 詳しくはこちら。
ご依頼された火事の煤汚れ品に「メッキ加工」された部分があったりすると、それも大きな問題になることがあります。 詳しくはこちら。
そしてテレビ朝日の「家事ヤロウ!」という番組に出演したときのエピソードもご紹介しましょう。 詳しくはこちら。
閑話休題で始めた裏話シリーズ。 そのきっかけはこちら。
ここまでいろいろな火事にまつわる余談をご紹介してきましたが、今度はこちらで私自身が経験した火災のことをお話ししたいと思います。
私の被災体験の続き。 突然私の携帯に掛かって来た消防署からの電話。 その内容はこちら。
実はクリーニング業は火災の危険性の多い仕事でもあります。 それについてこちらをご覧ください。
実際のクリーニング業で火災になる実例をご紹介しましょう。 詳しくはこちら。
クリーニング工場が木造だった場合も、火災のリスクがあります。 実際のケースをご紹介しましょう。 詳しくはこちら。
そして実際に木造の工場が火災になってしまったケースがこちらのケースでした。
またマスコミにも取り上げられる大手クリーニング業者でも火災の発生はあります。 こんなケースです。
私の経営するクリーニング店が火災を起こしたことがあります。 その時の様子をご紹介しましょう。 まずは出火直後に私が駆け付けたところがこちら。
消火活動後、消防士さんから火元の説明を受けましたが、聞いてゾッとしました。 詳しくはこちら。
火災のあった当時は、火事を引き起こしたのはTさんだと思われていましたが、実は・・・・詳しくはこちら。
火災があると、その後が大変です。私の場合、店舗からの出荷だったので明日の営業にかかわります。 その時の様子がこちら。
火災をきっかけに全社で新たな試みを始めました。 それは「全社完全禁煙」です。 詳しくはこちら。
さて、私の店舗が火事になった件で、最後まで気がかりだったことについて最後にお話しします。 詳しくはこちら。
店舗を放水作業から救ってくれた女性の素性がついに分かりました。 そのいきさつについてはこちら。
そして、朝、その女性が外を掃除しているところに私は出向き、初めて会うことが出来たのです。 詳しくはこちら。
私は感謝の言葉を女性にかけたのですが・・・ 詳しくはこちら。
心からお礼を言った私のその救世主の女性は・・・ 詳しくはこちら。
自社店舗の火災は大変な教訓となりました。 そのまとめとしてこちらをご覧ください。
そして全社禁煙となりましたが・・・ その後の従業員たちはどうなったかと言うと・・・詳しくはこちら。
火災に遭った衣類の中でバーバリーのコートというのは比較的多いです。 それについて詳しくはこちら。
火災に遭った衣類の染み抜きをした後の薬品には、驚くことがあります。 詳しくはこちら。
バーバリーのコートと並んで火災の被害に遭った衣類に多いのは「モンクレールのダウンジャンパー」です。 モンクレールの場合はこちらのような傾向があるので是非ご相談して頂きたいです。。