私たちが工場見学した一週間後、「トーアさん! 〇〇クリーニングさんの工場が火事に遭ったそうです!」と驚きの知らせが飛び込みました。 原因はブレーカーの漏電とのこと・・・ 私はその時父が言った「木造で大丈夫なのか?と思ったんだ」という言葉が忘れられません。 思えばトーアの工場は本社はヘーベル、江戸川工場は鉄筋スレートでしたから、火災時の延焼にはある程度耐性があります。 商売をやっていると、「万が一」を常に考えていないといけないことを痛切に学びました。 「商売は登坂、下り坂、まさか、に対応すること」とはよく言ったものです。 ちなみにこのクリーニング屋さんは、再度工場を作り、今度は火災対策を万全にして再興したそうです。 さすがです。
そして、私が最も頭に残っているクリーニング屋さんの火災は、もっと大変なことになってしまったそうなのです。(つづく)
裏話42 工場が木造で火災に・・・
20241/07