これまでずっと、火事に遭われたご依頼主のご依頼品を受け付けてきた私ですが、実は私自身も火事に遭ったことがあります。 ある意味、そのことがこの仕事の必要性を強く意識させられたきっかけにもなっています。 今回の裏話シリーズは私の火事の体験談をご紹介したいと思います。
その日、私は仕事で、ある店舗で残業していて、やっと終わって帰宅する車中におりました。 時間は・・・・たぶん夜の11時半ごろだったと思います。 突然、携帯が鳴ったのです。 (道交法違反ですが)私は運転しながら携帯電話を取ると、「もしもし? こちらは本田(ほんでん)消防署ですが・・・」と相手は話し始めました。 「消防署」と聞いた瞬間、当然、火事を連想します。 「火事」→「自分の店が火事」→「やばい!!!!」 ・・・・と連想しましたが、「本田(ほんでん)」というのは聞いたことが無い名前です。 自分の店舗の地名は分かっているので、「なんだ、うちには関係ないや・・・・」と安心した私でしたが、その後の電話の主の言葉で、それが間違いだったことに気付くのです。
本田(ほんでん)消防署・・・・ そこは私の店舗が位置する「東京都葛飾区新小岩」を所轄する消防署だったからです・・・・(つづく)
裏話38 私の被災体験1
20241/02