ご依頼時には宅急便が使われることがほとんですが、その入れ物としては「紙袋」「段ボール」「メール便」「宅急便コンパクトの箱」などいろいろなものが使われていますが、時にはこのように衣装ケースに入れて送ってこられたご依頼主もいらっしゃいました。 宅急便での搬送はどうしても手荒になってしまうことがあるようで、右の衣装ケース...
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裏話15 送付時の収納箱
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裏話14 忘れ物から出火?!
ご依頼主の話をまとめると、ご依頼主はお店を経営されていて、お客様が「LED練炭」なるものを忘れて帰ってしまったそうで、とりあえずご依頼主は自宅に持ち帰り(新品だったので箱に入ったままの状態で)、お客様に連絡を取ったところ、そのうち取りに来る、ということでご自宅に長いこと置いてあったそうなのですが、ある日、仕事に行って帰...
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裏話14 LED練炭?
夜7時ころ、オートバイで店舗へ駆けつけた私でしたが、ご依頼主は既に店内でお待ちでした。 「初めまして池森です」と挨拶した私に笑顔で応えてくださったご依頼主はスレンダーな美人でした。 店内にはお預かりのご依頼品が10着ほど用意されており、「あれ?お車ですか?」とお聞きすると、「いえ、電車です。何とか頑張って持って帰りま...
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裏話13 火災の原因
火事に遭ったご依頼主からススの臭いや汚れ落としを頼まれたとしても、ほとんどの場合、火災の原因についてはお伺いすることはありません。 原因をお聞きしても除去作業の参考になる訳ではない上、いやなことを思い出させるだけになるかも知れないですし、何よりお話しはおろか、顔すら見ないで終わることの方が多いのですから・・・ そん...
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裏話12 ヤマト運輸の担当者さん
最初電話を取ったのはトーア復元研究所の女性スタッフでしたが、私に「ヤマト運輸さんから火災の件で電話があったので、ここに掛けてください」と電話があり、「火災なのに、なんでヤマト運輸なんだ??」と不思議に思いながら電話すると、電話に出た担当さんはどうやら北海道のフェリー火災でヤマト運輸さんが運ぶ途中だった荷物が火災に遭...
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裏話12 北海道フェリー火災
平成27年7月31日、不幸にも「フェリーさんふらわあ」が 苫小牧港南方沖で火災となりました。 ニュースで広く知られることとなりましたが、その数日後、この火災での被災衣類の臭い除去のご依頼があったのです。 それも、ご依頼主は衣類の持ち主ではなく、「ヤマト運輸」さんでした。「先日の北海道のフェリー火災はご存じですよね? そ...
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裏話11 結局一度もお会いできず
この100点以上のご依頼をされたご依頼主はメールにあったように当初は奥様と一緒にトーア復元研究所にやってきて、「これはやる、これはやらない」などのような打ち合わせをする筈でしたが、結局お忙しかったようでご来所は叶わず、出来上がり品を配送屋さんに渡した切り、このご依頼は終了となりました。 私としては是非一度お会いして...
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裏話10 ご依頼品は100点以上
さて、この当初横柄だったご依頼主からのご依頼品は、お見積りの過程で全てチェックしたところ、112点もありました。23点はキャンセルになりましたから、結局、89点もの洋服のご依頼を正式に受けました。 全て終わったのは一か月ちょっとかかりましたが、ご期待に添えて大変やり甲斐のある仕事でした。きっとこれからも大事にされて...
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裏話9 ご依頼品は形見?
時は年の瀬も迫った12/18。 夜9時近くに帰社した私はメールチェックすると、昼間非常に横柄だったご依頼主からのメールが来ていました。 昼間、けっこう上から目線だったご依頼主のメールに少し緊張しながら内容を見てみたところ、意外にとても謙虚な内容だったので驚きました。 その本文は以下のようなものでした。「池森さん。いろ...
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裏話 8
電話に出たご依頼主は、私がトーア復元研究所の担当だと分かると前置きも無く、「すぐに始めてくれ。いつ出来る?」と大変横柄な感じで、あまりにビックリした私にさらに「おい、聞いてるのか?」と畳みかけてきました。 これにもビックリです。 私はまずテストして、どの程度取れるのか、料金はいくらなのか、なんどについて連絡すると約...