では問題のプリント部分を見てみましょう。
まだうっすらとプリントが残っていますが、確かにこれではお客様にお返しできませんね。 そしてご依頼主のクリーニング屋さんは「洗う前に撮影しておいた」という印刷物を同梱してくれました。
こちらにはくっきりとプリントがなされています。 それにしてもきちんと作業前に写真を撮っておくというのは、大変慎重なクリーニング屋さんです。 きっと洗い方にも相当気を付けていたと思われますが、それでも取れてしまうというのはプリントの強度にも問題がありそうです。
では次回からこの薄くなったフライトジャケットのプリントをやり直す工程をご紹介いたします。