染めは、まず大きな容器に大量の染料を入れ、加熱し、その中にご依頼品を入れて中で長時間かき回す、という作業を行います。
では実際に染めているところを写真付きでご紹介しましょう。 染める時に大事なポイントは温度と撹拌作業です。 温度は規定値以上が必要ですし、染めているほとんどの間、ずっと撹拌している必要があります。
繊維メーカーさんはこの作業を大型の機械で自動的に行います。 何しろ染める生地も大変大きいからです。 ところが、トーア復元研究所では、たった1着を染めるので、全て手作業になり、その労力は相当なものです。
ま、愚痴はさておき、十分染まったと思われるところで引き揚げ、一晩干します。
では次回は乾いたところから、ご覧に入れましょう。