こちらがフリンジを全て直したところです。
ダンヒルのロゴがある面は比較的「毛糸の痩せ」がなかったのでキレイに見えますが、反対側はかなり状態が悪かったので、ご覧のようにあまりキレイとは言えません。 とくにこの下の毛糸はひどいですね。
巻くために必要な量の毛糸が痩せてのこっていないために、こんな仕上がりとなってしまいましたが、ご依頼主にお見せしたところ、
「 トーア復元研究所
池森様。写真ありがとうございます。
思っていた以上の仕上がりに感激です。お支払いのご指示お願い致します。」
と、喜んでいただけたようで、まずはホッとしました。 後日、クリーニング屋さんからお振込みがありました。
しかし今回マフラーのフリンジがなぜこうもバラバラになってしまったのかは不明ですが、今後もこういったご依頼は多くなりそうです。 ではまた次回。 別のご依頼品をご紹介いたします。