まずは剥がれかけた「R」の文字を全部剥がしてしまいましょう。
このように剥離しかけたプリント文字は、すでに文字の樹脂が劣化して固くなっているので、剥がすときはポロポロとかけらになって剥がれていきます。 筆の先に薬品を付け、塗布して柔らかくなったところから筆のお尻で引っ搔いて剥がしていきます。 ですのでたまに「剥がしたプリントは返して欲しい」というご要望を受けることもありますが、こなごなになって機械の周囲に飛び散りますので現実的にはお返しできないのです。
この作業も大変根気のいる作業で、時間もかかります。 続きは明日の記事でご覧に入れましょう。