スス汚れがほとんど目立たないという場合、ご依頼主は当然、「ススの臭い」が取って欲しくて依頼されます。 もちろんススの臭いがひどい時もありますが、今回の軽傷なケースのようにススの汚れも臭いもひどくない場合、逆に難しいのは「臭いというものは、ある程度主観的な要素がある」ことです。 つまりトーア復元研究所で「これなら大丈夫」と思ってもご依頼主には「まだ臭う」と思われることがある、ということです。 この点について、長年の研究からご依頼主に安心してもらえる、良い解決法を編み出しました。 現在はその方法で運用することで、ご依頼主との臭いの感じ方のギャップを埋めることが出来ています。
この「火事に遭った衣類の煤、臭い除去」という仕事も15年以上続けていますから、その間貯まったノウハウは大変貴重です。