では染み抜き開始です。 まず、シミの箇所に薬品を塗布し、ガンで温め、その後、水を噴射するガンですすいでから、乾かします。 これらしみ抜き機の使い方はこちらの動画で、ご紹介しております。
これを何度か繰り返して、一カ所目が取れました。
これを全ての色移りのシミに対して行うのです。 では進めていきましょう。
今回、一番厄介だったのが、明るい緑色の葉の模様に使われていた染料が大変変色しやすく、染み抜きの薬品が葉の模様に触れるとその部分が変色してしまうため、触れさせないように作業することでした。 とは言っても薬品は液体なので布地に塗布すると広がっていきますから、葉の模様に触れる前にしみ抜き作業を終わらせて、即、ドライヤーで乾燥させる、というスピードしみ抜きするしかありません。 で、ようやくその大変な部分も無事色移りが取れました。
では、全ての色移りが取れたところを明日の記事でご覧に入れましょう。