中に入ってしまったハトメは、紐に通っているので、紐に沿って少しずつずらしていき、ようやく外に出たのがこちらです。あとはこのハトメを元の位置に固定すれば完成です。 ・・・・が、これがまた一大事なのです。 詳しくは明日の記事で。
ダウンジャンパー– tag –
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24 モンクレールのハトメを直す ハトメ穴の金具が取れた
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23 モンクレールのハトメを直す ハトメ穴の金具が取れた
取れてしまったモンクレールのロゴ入りハトメは、ここにありました。写真では見えませんが、指の下。 つまりフードのヒモと一緒にフードの中に入ってしまっていたのです。 どうしてこうなったかは分かりませんが、抜けて失くなってしまわなかったのは幸いでした。では、まず明日、このハトメを取り出すところから作業を開始しましょう。
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1 HERNO(ヘルノ) ダウンコート 破れたネームを直す
トーア復元研究所へのご相談・お見積りは 東京都江戸川区船堀1-6-20 第2大高ビル一階 トーア復元研究所 03-3877-7189または 080-4586-0963メールでのご相談は toa929.100@gmail.com まで では新しくネーム部分を作り直して、それを縫い付けたのがこ...
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20 くるみドットボタンの交換 剥がれたくるみドットボタン 直す
では出来上がったところをご覧ください。【ようやく、くるみドットボタンの交換が終了。 素晴らしい出来栄えです。】近寄って細部を見てみましょう。元のくるみドットボタンとは厚みが違いますが、全部が同じ厚みなので全く違和感はありません。 合皮の風合いも元のくるみドットボタンとそっくりで、まさに100点満点の出来上がりに近い...
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16 くるみドットボタン が壊れた 剥がれた 直す
くるみドットボタンを作るための合皮が見つかったところで、次に行う作業が「今、付いているくるみドットボタンを取り外す」ことです。【くるむ生地が見つかったら、くるみドットボタンを直す次の工程は「古いくるみドットボタンを取り外す」作業です。】くるみドットボタンを取り外すには「特殊なニッパ」が必要です。これには専用の工具を...
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16 壊れたくるみドットボタンを直す
では次に黒い方のダウンジャンパーのくるみドットボタンのお直しに取り掛かります。こちらがグレーのダウンジャンパーと違うのは、「くるみドットボタンの形が違うので、全部交換する」ということです。【くるみドットボタンを作る工程の最初は、くるむ生地を探すこと。 今回は黒い合皮を探すことになります。】それにしてもまずは、くるみ...
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17 剥がれたくるみドットボタンを直す
では、グレーのダウンジャンパーの方からお見せしましょう。【ポケットの袋を使って直したくるみドットボタン。】こちらはポケット袋を切り取って、それで作ったので、比較的簡単なケースでした。 切り取った後のポケットには弊社の在庫の布でふさいでいます。ちょっと色が違いますが、見えない部分なので十分でしょう。
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16 くるみドットボタンの交換 剥がれたくるみドットボタン 直す
もう一方のダウンジャンパーのくるみドットボタンをよく見てみましょう。【ジャンパーの表地でくるんでいない「くるみドットボタン」もあります。その場合は・・・?】こちらはよく見ると、色は同じで目立ちませんが、素材が「合成皮革」です。 つまりジャンパーの表地と同じ生地を使っていないのです。 既製服では珍しいケースですが、こ...
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15 くるみドットボタンの交換 剥がれたくるみドットボタン
グレーの方のダウンジャンパーは、ちょうどポケットの袋にジャンパーと同じ生地が使われていました。【くるみドットボタンのお直しでは、本体から生地を切り取る必要があります。】こちらをご覧ください。この通り、表地と同じ生地が使われていますね。 これを切り取り、その開けた穴には弊社の在庫の布を使って穴をふさげば、着用時にはポ...
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14 くるみドットボタンの交換 剥がれたくるみドットボタン
まず、くるみドットボタンを作るためには、ボタンをくるむための「生地」が必要です。 【くるみドットボタンを直す最初の工程は「くるむための生地を調達すること」】くるみボタンもそうですが、必要な生地の大きさは「くるむボタンの直径の2倍の長さ」です。 たとえばくるみドットボタンの直径が5センチならば、生地は10センチ四方の...