目次
ドットボタンを直す
ご依頼主は埼玉県のクリーニング屋さん
今回は埼玉県のクリーニング屋さんからのご相談でした。「洗ったらコートとジャンパーのドットボタンが壊れてしまったんですが、直りますか?」というお電話の後、ご依頼品が到着しました。
開けてみましょう。
中には丁寧なお手紙が入っていました。 それによると、ドットボタンやウエスト紐の穴に付いていたハトメなどが壊れているそうです。 では次回の記事で実際のご依頼品の状態を見てみましょう。
ハトメの欠損
コートの方はこちらのようにウエスト紐の根元に打ち込んであったハトメが無くなっていました。
弾丸チップも欠損
なんとヒモの先に付いていた金属(=弾丸チップ)も無くなっていました。 詳しい状態はこちら。
ドットボタンの交換の様子
こちらがドットボタンを交換する実際の工程を写真に撮ったところです。 さすがこの道数十年のベテランです。
ハトメの交換
今回、まずはハトメの交換から始めました。 これもいろいろと難しい点があります。 詳しくはこちら。
新しいハトメの取り付け
こちらがハトメ担当が新しいハトメを取り付けているところです。 この担当、この道50年のベテランです。
ハトメ取り付けの完成
こちらが取り付けた新品のハトメです。 美しいシルバー色の輝いていますね。
ヒモ先のループエンドの交換
元々付いていた弾丸チップを取り付けるにはヒモも新品に変わってしまうので、ご依頼主のご意向で今回はこちらのループエンドに交換しました。
コートのドットボタン交換
では最後にコートのドットボタンを直します。 詳しい解説はこちら。
ドットボタン取り付け完成
こちらがドットボタンを交換し終えたところです。 新しいドットボタンになってコートもよみがえりました。