では、ワタを入れ替えた後のジャンパーをご覧ください。
写真だけだと、ビフォーアフターの違いが分かりにくいですが、昨日ご覧に入れた新しいワタをふんだんに使って、最大限ふっくらさせました。 注意しないといけないのは、腕部分はあまりワタを入れすぎると、袖を通す時にきつくなってしまうので、ほどほどにする、ということです。
今回のような形見のお品物はご依頼いただくことが大変光栄に感じますし、その責任の重さも痛感します。 最近思うのは、洋服を復元するという仕事がどれほど重要で、世の中の人の役に立てることか、ということです。 この仕事には日々大きなやり甲斐を感じながら従事しております。
ではまた次回、別のご依頼品をご紹介いたします。