前ホックが壊れた状態がこちらです。
左右の金の金具をつなげていた筈の部品が3つとも無くなっています。 この手の前ホックはクリーニングに耐えられず壊れてしまうケースがとても多いです。 普通、クリーニングでの破損を防ぐためにプラスチック製のカバーなどを取り付けますが、学生服のツメエリや各種バックル、ボタンなど用はありますが、この金の金具のように横幅が長いものをそっくり入るような大きなカバーはありません。 そこで苦肉の策としてやられるのが、「アルミホイルを巻く」という方法なのですが、これがまたあっさりクリーニング中に取れてしまうもので(ボタンなど小さいものならまだしも、この金具のように大きいと、アルミホイルを相当巨大な大きさにしないと、クリーニング中の回転作用で外れてしまうのです)、結果、まる裸になった金具はクリーニング機械の金属製の内洞に何十回も叩きつけられ、もろくも壊れてしまうのです。
そこで、これに似た既製品を探すことになりました。 それがあれば交換して、あっさり今回のケースは解決となります。 ではその結果を次回、ご説明いたします。