綿のスラックスです。 こちらも最初はひどいシワシワですが、アイロン作業で見違えるほどシャキッと伸びました。ウールならここまでシワになりませんから、素材によってアイロン作業の手間は段違いです。 火事のスス・臭い除去作業では、作業内容はほぼ変えられないので、出来ばえはアイロン技術如何にかかっていると言えます。
一方、ウールの場合は火事の煤汚れ除去の工程で、ウールの染料が取れやすい、といったデメリットもあります。 そのため黒や濃茶などのウールの場合、作業完了後に多少色が冷めたような状態になることがあります。