ではようやく出来上がった色掛けのセーターのエリをご覧ください。読者様には「あぁ、色掛けすると、こんなに色がつくんだぁ・・・」ぐらいの感想かも知れませんが、ここまで真っ黒にするには、相当の時間と根気を費やして、いわば「根性で黒くした」と言える状態なのです。 染めればもっと楽にこの状態に出来ましたが、今回はこれまでご説...
セーター– tag –
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15 エリを直す 色掛け
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14 焼けたエリを直す
テストで染料の濃さや塗り重ねの度合いなどが既に分かっていますので、どんどん色掛け作業を進めていきましょう。とは言え、ニット製品は凸凹が多く、そのくぼんだ部分にも染料を乗せていかないと、全体に真っ黒に見えません。 一か所を何度も何度もハケでつつくように染料を乗せていくには大変時間がかかります。 それをこのセーターのエ...
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13 セーター
一部やってみたのが、こちらです。くっきり黒くなりました。 これはこれで「ちょっと面白いデザイン」(笑)っぽくも見えますね。 これをご依頼主にお見せしたところ、「もっと色がのらないと思っていたので衝撃を受けてます! そのまま色かけお願いしたいです! よろしくお願い致しますm(_ _)m」と、大喜びのお返事を頂戴できました。 で...
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12 色掛け 染め
黒かったエリが紺色になった、という場合、理想的なのは「染め直す」ことですが、あいにくこのセーターは身頃(胴体部分)はグレーの柄なので、そちらも一緒に染まってしまいます。 そこで、今回はエリの表側だけを「色掛け」という方法で黒くすることにします。 これは染料を筆にとって、手作業で染料をエリに塗っていく(色を掛けていく...
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11 変色・焼けたエリ
実際の色は紺色で、お客様は「元は黒だった」とおっしゃっているそうです。 こちらをご覧ください。こうして見ると、表側が紺、裏側が黒に見えます。 ですから、「これは最初から、こういうデザインだったんじゃないのかな??といぶかしがった私でしたが、実はそうではなかったのです。 今後はこちらをご覧ください。このように、表側も...
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10 色掛け 染め
問題の焼けて変色した、というセーターのエリを見てみましょう。たしかに、ちょっと白っぽく見えます。 近寄って細部を見てみましょう。この写真ですと、全体にエリがグレーに見えますが、蛍光灯の影響のようです。 太陽光に照らすと、実際の色に見えて、より原因がはっきりしてきました。 それについて、次回の記事で詳しくご説明いたし...
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9 セーターの色掛け 変色・焼けたエリを直す 色掛け 染め
【セーターの変色を染める】ご依頼主はクリーニング屋さん今回はのクリーニング屋さんからのご相談でした。 最初のご連絡は新年1月6日のラインが始まりでした。 「お世話になります。 本年もどうぞよろしくお願い致します。↓のセーターなのですが、ヤケとは思いますが 襟の部分を黒く染めて頂く事は可能でしょうか?」というトークの後、写...
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29 縮んだセーターを伸ばす 縮み直し
成形作業が終わったところをご覧ください。細部の長さについては、この通り。袖丈、着丈ともご依頼主のご希望までは伸ばせませんでしたが、事前にその点はご依頼主にもご説明の上、ご納得いただけた上での作業でした。 セーターの縮み直しでは、状態によって直せる程度が異なります。 これまで一番ひどいものでは、1センチしか伸ばせない...
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29 縮んだセーターを伸ばす 縮み直し
触ってみたたところ、かなりセーターが固くなっています。縮みを直しても寸法はある程度長くはなりますが、固くなったものは直りません。 さて、セーターの縮み直しはアイロンによる成形作業にて行います。まずはセーターをアイロン台にセットします。そして手作業で適度に引っ張りながら長さを成形していきます。これを袖と身頃それぞれに...
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28 縮んだセーターを伸ばす 縮み直し
ではご依頼品の縮み状態を確認してみましょう。コーチのロングセーターです。 現状のサイズを確認してみると・・・袖丈は42センチ。着丈は50センチです。 ご依頼主のご意向は丈方向を優先して15センチから20センチ伸ばして欲しい・・・とのことでしたが、これだけ縮んでいるとその半分程度しか伸びそうにありません。ですが、前向...