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目次
浴衣の色落ちの染み抜き工程。まずはお湯を用意し、薬品を溶かします。濃度が最も重要です。
では、浴衣の色落ちの染み抜き工程を開始しましょう。 まず大きな容器に大量のお湯を作ります。 温度は80℃まで加熱します(写真の黒い棒はスチームを噴き出しているホースです。スチームで水を温めています)。
そして、ここに薬品を適量入れます。
実はこの「適量」が浴衣の色落ちの染み抜きにおいて最大のノウハウです。 つまり、薬品が少なければ色落ちが取れず、薬品が濃いと元々の紺色の柄まで消えてしまいます。 つまり「柄は落ちないのに、色移りだけが落ちる」という大変シビアな濃度を判定しなければなりません。 しかもその濃度は浴衣の染料と色落ちの程度によって異なるので、濃度を判定する方法こそが最も重要なノウハウなのです。
薬品に浴衣を丸ごと浸け込みます。
では、浸け込む薬品の準備が出来たところで、ご依頼品の浴衣を丸ごと浸け込みます。
では続きの工程は次回また詳しくご説明いたします。