不幸にも内ポケットについていたドットボタンが取れただけでなく、根元の生地がカギ裂きになってしまった理由は・・・ クリーニング屋さんでは洗う前に普通、ポケットチェックをするのですが、このご依頼主もそうしたところ、内ポケットについていたドットボタンがなかなか外れず、「えいっ!」と力を入れて開けたら、「ビリッ!」と根元の生地が破れて、しかもドットボタンまで取れてしまった・・・・ と、何とも聞くも涙、語るも涙、な展開になってしまって、トーア復元研究所へ大慌てでお電話くださった、という訳でした。
では、縫製担当の技術で、このジャンパーの内ポケットのカギ裂きを目立たないように直してみましょう。
そのドキドキの出来上がりは次回の記事で・・・