器用な人であれば、ペンチなどを使って曲がった詰襟のホックをキレイな形に直せるかもしれませんが、問題はホックの針金がこのように黒い樹脂などでコーティングされていることです。
ペンチで直すためには、かなり力を入れて曲がったホックを矯正する必要がありますが、その際にこのコーティングが剥がれてしまうのです。 中にはこのようなコーティングの無い金具もありますが、
これもペンチで力を入れて矯正しようとすると、ペンチの金属で表面が傷ついてしまいます。 長年着用して、コーティングの剥離やホックに傷が付いていれば気付かれないかも知れませんが、学生服がまだ着古した感が無いようなものだと、ペンチで直すのは大変厳しいものとなるのです。
今回は、オリジナルと同じものが入手出来たので、それと交換することになりました。 では続きは次回の記事で。