このときは礼服のスーツが火災で付いた煤の臭いが近隣のクリーニング
店に出したけれども取れなくて、トーア復元研究所へ郵送して来られた
ときのものです。
礼服ですから当然「真っ黒」なので、最初は
「どこに煤が付いているのだろう?」
と思ったほどでしたが、実際作業してみると、汚れが出るわ出るわで、
こんなに薬剤が真っ黒になってしまいました。
その甲斐あって、出来上がったスーツは
ご依頼主から
「臭いが全然気にならないです! ありがとうございました。」
と大変喜んで頂けました。
私達トーア復元研究所にとっても一番嬉しいお言葉でした。