翌日、乾いたところです。 ススもきれいに落ちましたし、臭いもほとんどしなくなりました。 一度の処理で上手くいくこともあれば、何度か繰り返さねばならないこともあります。今回は黒のジャケットは数回やり直しました。
衣類の匂い除去– category –
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火事 被災衣類のスス・臭い取り 実際のクリーニング工程 :4
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火事 被災衣類のスス・臭い取り 実際のクリーニング工程 :3
青いのコートの方も、同様の作業でスス・臭い除去を行います。 普通、一度の火事で被災した衣類は同様の種類のススがついていますから、テストでススの成分が分かれば除去の方法も同じです。 中で撹拌し、必要な時間作業したらよくすすいで一晩乾燥します。
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火事 被災衣類のスス・臭い取り 実際のクリーニング工程 :2
では作業を開始しましょう。まず、テストでこのご依頼品のスス・臭いを除去できる薬品を判定します。 そうです。つまり「スス・臭いはこの薬品で落とす」と決まったものではなく、火事の際に出た煙の種類(正確には燃えたものの成分)によって、除去できる薬品が変わるので、テストでそれを判断することが一番重要なポイントになるのです。&...
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火事 被災衣類のスス・臭い取り 実際のクリーニング工程 :1
今回は先週ご依頼を受けた火事に遭った衣類のスス・臭い除去の実際の工程を何回かに分けて、写真付きでご紹介いたします。ご依頼品は宅急便で届くことがほとんどです。梱包を解いてみると、大概はいきなり詐病場内がススの臭いで充満します。 中にお手紙が入っていました。ご依頼品は4点。 そのうち2点はかなりひどくススが付いており、臭...
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火事に遭った衣類のクリーニング後のご返却
無事、お預かりした衣類のスス・臭い除去が済んだとして、ご返送に当たっては、キャンセルとなったものの梱包が気を使うところです。多くのご依頼主は、「キャンセル品も同梱して」と指示されますが、うかつに同梱するとキャンセル品についたススの臭いが、作業が終わって臭い除去されている洋服に付いてしまいます。 それを防ぐために、キ...
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消化活動で衣類に樹脂が付着
これも実際にご依頼を受けたものですが、衣類に溶けたプラスチックのようなものが付着しています。おそらく火災で高温にさらされ、服自体は燃えなかったものの、周囲にあったプラスチック製品が溶けて付着したのかも知れません。例えばプラスチックのハンガーが考えられます。通常はこれではあきらめるところでしょうが、トーア復元研究所...
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バッグやポーチでもスス除去可能
もちろん、火事の被害に遭うのは衣類だけではありません。バッグやポーチ、その他部屋全体も臭いやスス汚れに苛まれます。 トーア復元研究所ではかねてから、衣類の復元だけでなく、バッグ、ポーチ、財布などの復元(布でも革でも毛皮でも対応)してきたノウハウがあり、これらの被災品についても他では対応できないレベルまで、ご依頼を受け...
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ご依頼品の梱包について
「どのような入れ物に入れて送ればいいですか?」これはよく聞かれる質問ですが、答えは「なんでも大丈夫です」。 たとえばこちら。ご自分の衣装ケースに入れてご送付下さったご依頼主の場合です。 重いと送料がかさむ可能性はありますが、トーア復元研究所としては何に入っていても問題ありません。 多くはダンボールに入ってきます...
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デリケート衣料の火災のスス・臭い取り
火災で被災した衣類のスス・臭い除去では、様々なものが依頼されます。たとえばストール。 超デリケートな繊維なので、洗うだけでも大変ですが、ススや臭いを取るために手荒な洗い方はできません。トーア復元研究所ではこういう際には、薬品や温度の調節でスス・臭い除去を実現しています。その結果、すっきり鮮やかな色がよみがえり、スス...
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煤(スス)除去の実際の工程
今日は具体的に実際にスス除去作業の流れをご説明します。まずお湯を沸かし、薬剤を入れます。この中にご依頼品を丸ごと浸け込みます。 中でしばらく撹拌したり、場合によっては染み抜きなどを行います。 一度に一着ずつしか出来ません。 数多くのご依頼を頂いたときは、一着ごとに容器を分けて、複数の容器で同時進行でスス除去を行いま...