スソのリブ部分が伸びてしまったセーター。 これをアイロンによる成形作業で直してみましょう。
このようにリブの一部をたるませて、上手にアイロンを真上から当てると、たるみが無くなっています。無くなった分、短くなったというわけです。 これを根気よくスソ回り一周やっていくのです。 具体的に動画もご紹介しましょう。
作業の様子(画像が少しぼやけているのはご容赦ください)
作業後
このとおり、49センチあったケマワシ(スソ巾のこと)が43センチまで縮みました。
ジーンズによくある革のパッチワークですが、ここから色が出てしまうことがあります。 革の施した染料がクリーニングで溶けだすことが原因です。
そのまま染み抜きすると、さらにどんどん革から染料が染み出してしまうので、一旦、革を取り外します。
その後、薬品を加えガンの噴射などでシミを順に取っていきます
よくすすいで干した後、縫い付けなおせば完成です。
羽毛が飛び出してくるため、ダウンジャンパーの直しが出来る業者は限られますが、トーア復元研究所では破れ、ほつれはもちろん、ファスナー交換やリブ交換など、いろいろなダウンジャンパーの修理が可能です。
こちらは合皮でくるんだバックルですが、寿命で剥離を起こしています。トーア復元研究所では、バックル、ボタンなどの合皮のくるみ物だけでなく、合皮のスタジャン、合皮のジャンパー、合皮のワッペンなど多岐にわたる合皮製品のお直しをしております。
セーター・カーディガンなどのニット製品の糸引き、穴空きを直します。これらの衣類は放っておくとどんどん穴が大きくなってしまうので、出来るだけ早く直した方が安価でキレイに直ります。
うっかりネクタイを洗濯機で洗ってしまった経験はありませんか? トーア復元研究所では、シワシワになってしまったネクタイを一旦ほどいて再プレスし、必要なら染み抜き、色掛けなどの修正を行った上で縫い直します。
洗ったら縮んでしまったセーターやカーディガンをアイロン成形にて直します。
状況により伸ばせる寸法は異なりますが、ご希望のサイズをご提示頂ければ事前にそのサイズまで伸ばせるかテストし、テスト結果にご不満な場合はキャンセルすれば無料です。なお、洗ったことによって「固くなった」状態は直せません。あくまで寸法を伸ばす作業となります。
うっかり失くしてしまったベルトを作成します。
洗ったら、取れてしまったプリーツスカートの折り目を付け直します。